4年振りにアマゾンのタブレット端末『Fire』を買い替えたのでレビューします。
プライム会員はもちろん、誰もが1台持っていても絶対に損しない、超高コスパな優良タブレットです。
買いました
Kindle Fire HD6 (2014年モデル)からの買い替えです。
前々から買おう買おうと思ってはいたんですが、普通にFire HD6がいまなお使えてしまうのでタイミングを見失っていたんですね。
16GBモデルで僅か8,980円。なんだこの値段。ちょっとおかしいぞこの安さ。
今回、アカウントに登録してあるアマギフがちょっと余っていたので深く考えずにポチりました。
このマシンがいかに素晴らしいかという情報はもう散々出尽くしていると思いますので、具体的な設定や自分の使い方を紹介しようかと思います。
開封・外観
コスト削減を意識した紙パッケージですが、別に安っぽくは感じない。
テーマカラーのオレンジが映えますね。
外観も説明不要だろ。見たまんまタブレットです!という古式ゆかしい無骨な外観。
ボタンやポートはHD6と違って上部に集中してます。SDカードスロットのみ右側にある。挿入方向についての記載がなにも無いんですが、端子面が下になるように差し込むと入りました。
設定したこと
・初期設定(Wi-Fi)
・On Deck機能の停止
・外部アプリのインストールを許可
基本設定はこれしかしてません。1分で済みます。アカウントは最初から設定されているはずなので、アマゾンのサービスがメインであればもう速攻使い始められる。強い。
On Deck機能は「あなたにおすすめの動画をダウンロードしておくで!」みたいな機能なんですが、うっかりそのままにしておくと気づいたときにはアンパンマンの動画で端末容量は一杯になってるわ、モバイルWi-Fiのデータ容量がゼロになってるわで大変なのでキッチリ息の根を止めておきましょう。
現行のFireOSはホーム画面もかなり使いやすく、見た目も一般的になってます。自分的にはカスタマイズ不要と感じたので、そのまま使っています。
ケースとフィルム
HD6の時は純正のケースを買いましたが、今回は1,000円でお釣りが来るこのケースを買いました。
ケース自体はこの値段できちんと風呂フタしていて使い勝手最高なので文句はないんですが、付属の保護フィルムは貼り付け難度が鬼のように高いゴミなので、別途購入したほうがいいです。自分は安定のPDA工房製を購入。
使いやすさが格段に上がり、貼り付けに要する時間も節約できます。
まあ自宅メインの用途なら、別に無くてもOKかな。
自分はむしろ出先で使うので、後で後悔しないように両方買って速攻装着しました。
Google Play導入
有限工房様がめちゃくちゃ丁寧に解説してくれています。
Fire愛がキッチリと伝わってくる、素晴らしい記事がたくさんありますので是非参照してみてください。使い倒してるなあ…。愛。
一昔前と違って本当に超簡単に導入可能です。Android SDK入れてADBのPath通して…とかやる必要がない。凄い。
ここまで簡単だと入れない理由も特にないので、プレーンなままじゃないと気持ち悪い! という潔癖な人以外は入れておけば良いと思います。
サポート対象外とはいえアカウントのマネージメントもきちんとされますので、プレイストアでの課金やアプリ内課金にも対応。購入済みの有料アプリもきちんとインストールできましたし、Google謹製アプリも問題なく動作します。懐が本当に広いなアマゾン様…。
アプリについて
Kindle本やコミックビューアでの読書、PrimeビデオやYoutubeの視聴、音楽プレーヤなど、タブレットでやりたいことが当たり前にできます。
Amazonの端末でGoogle Playストア経由でApple Musicを使う、なんてこともできてしまう。カオス。
Amazonアプリストアにもあるけど、課金やバージョンの関係で敢えてPlayストアからインストールしているものもあるし、その逆もある。
LINEはメインのスマホが使えない緊急時に備えてサブアカウントを取得。普通に通話もビデオ通話もできて便利です。
何故か誰も話題にしないAndroidの超優秀DAWアプリ・Audio Evolution Mobileもばっちり動作します。以前、メインPCを常時持ち歩いていなかった頃は、ちょっとしたライブのオケ出しにこのアプリをよく使っていました。
いまはほとんどどこに行くにもメインPCを連れ歩いているので「サブ機でライブ」という機会があまり無いんですが、コンパクトで安価なDAW環境としては「アリ」だと思います。
機能について
画面:綺麗で見やすい、解像度は必要充分。1280*800
音質:iPhoneには劣るものの必要充分。ステレオ
音量:必要充分
カメラ:メモ代わりレベルだが無いよりマシ
スペック:ヌルサクとまでは行かないものの、HD6と比べ明らかに動作は軽快です。
待たされる感覚が3テンポから1テンポに変わった感じ。
とは言え1テンポは待たされるので、ハイスペック端末に慣れているとモッサリして感じるとは思います。
そこはスペックなりということで。
総評:1万円以下ならこれ一択
単純に1万円以下でこれだけまともに使えるハイブランドのタブレット端末って他に無いと思います。
スペックこそ控えめですが、バッテリー性能やベーシックな部分の安定性が同価格帯の中華タブレットとは比べ物になりません。
がっつりクリエイティブ、という使い方には向きませんが、単にコンテンツを楽しむ目的やビューアとしての使用であれば充分な性能です。サブ機としても超おすすめ。
アマゾンのサービスと併用すると消化しきれないほどのエンタメ要素がてんこ盛りで付いてきて、更に最強になるのでおすすめです。
本と音楽と動画が自由に楽しめるのは本当に大きい。タイトルに限りはありますが、かなりの数が網羅されています。お金のない学生やお小遣い制のサラリーマンこそアマゾンプライムを利用しましょう。
月額換算でたったの325円。使わない理由が見当たらない。
すべての安価なタブレットのリファレンスとして、タブレット購入を検討している方はまずこのFire HD8で事足りないか? を一度検討してみると良いと思います。超高コスパの優良タブレットです。